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カタールフレンド基金のプロジェクト選定方法

今後数年(2012年~2014年) を通して、カタールフレンド基金は最も価値あるプロジェクトに対して資金援助をするという使命を抱えています。これは簡単なことではなく、プロジェクト選定が効率よく、意味深く、透明性をもって行われるよう、各プロセスにおいて、数々の厳正な選考基準、選考過程を設けています。

プロジェクト選定において重要なこと
プロジェクト選定過程について詳しく見ていく前に、カタールフレンド基金の目的について理解することが重要です。簡潔に言えば、カタールフレンド基金は、できるだけ多くの受益者を生み出すことのでき、且つ「緊急性 」「重要度」「持続可能な運営」を満たすプロジェクトを対象に支援を行います。これに基づき、被災地の復興に大きな効果が見込まれる「子どもたちの教育」「健康」「水産業」の3分野における支援を行うことを決定致しました。

各意思決定プロセスを、高度な専門性を基盤に遂行するために、カタールフレンド基金は、多様で学識の高い諮問委員会メンバーを集めました。メンバーは、キーエリアにおける高い専門性、災害や被災地に関する専門的知識や経験、専門エリアにおける成功経験を基準に選抜されています。役割としては、プロジェクトの選定、大使や専門チーム、マネジメント・コンサルティングパートナーへのプロジェクトの方向性へのアドバイス等があります。

諮問委員会メンバーのご紹介
では、諮問委員会メンバーは一体どんな人物なのでしょうか?委員会が誇るのは、多様性だけでなくメンバーの有能さです。メンバーの一人である堂本暁子氏は、前千葉県知事であり、12年間参議院議員を務めました。現在は環境省 生物多様性の10年国内委員会委員、女性と健康ネットワーク代表、生物多様性JAPAN理事、男女共同参画と災害・復興ネットワーク代表として活躍しています。

この非常に優れたメンバーに続くのが、 起業家、ベンチャー投資家、教育者および講師など、既存の枠を超えて様々な分野で活躍する齋藤 ウィリアム 浩幸氏です。斎藤氏は、近年福島原発事故独立検証委員会の最高技術責任者として、日本国総裁に直接報告をする重要責任を任されています。

他にも、チームには学問分野での先駆者が肩を並べています。福島路氏は現在、東北大学大学院経済学研究科教授として地域企業論を担当しています。2012年1月、仙台市によって設立された「仙台市復興推進協議会」のメンバーとして選出されました。また、馬場治氏は現在、東京海洋大学海洋政策文化学科の教授に就任しています。彼の専門分野は、漁業管理、海洋利用制度、水産政策、漁業製品の実状と流通であり、農林水産省の委員にも就任しています。更に、震災を受けて、東北大震災復興構想会議にも参加しています。

http://www.qatarfriendshipfund.org/jp/qff/advisory-committee

シンプルかつ透明性のある選定基準

① 復興への影響が大きいこと

  • コストに比較して多数の受益者が見込まれる
  • 被災3県に拡大できる可能性がある 
  • 現地で認識されている優先解決課題に合致し、支援を通じて他の復興への取り組みを牽引できる

② 象徴的であること

  • カタール国の日本復興へのコミットメントを象徴する 
  • カタール フレンド基金の優先分野(子どもたちの教育、健康、水産業)に当てはまる
  • グリーンエネルギーとサステナビリティのコンセプトを取り入れている 

③ 品質が高いこと 

  • プロジェクトの持続可能性を担保する計画を有している 
  • プロジェクトの実施によって地域住民の利益を最大化するアプローチを有している

④ 計画内容が具体的であること 

  • 建設可能なプロジェクト用地が確保されているなど、すぐに実行可能である
  • 事業実施のための体制および計画が、すぐに実現可能である

⑤ 実績・信頼感を有していること 

  • 支援対象事業実施団体が関連プロジェクトの実績を有している
  • 十分な経験やノウハウがある
  • 財務面、プロジェクト遂行面など、信頼できるビジネスパートナーである

⑥ 支援終了後にも持続的運営が見込まれること

  • カタール フレンド基金の支援が終了した後も事業が継続する具体的な計画がある

⑦ ステークホルダーとの協力関係が築かれていること 

  • 提案プロジェクトを取り巻く多様なステークホルダー(行政、産業、地域住民)の 協力が書面により確保されている

 

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