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プレスリリース

宮城県石巻市雄勝町に廃校を再生した子ども向け複合体験施設

 「MORIUMIUS LUSAIL (モリウミアス ルサイル)」を開設
~約5億円の資金を援助~


東日本大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助するカタール国の基金「カタールフレンド 基金(以下QFF)」(議長:ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使)は、宮城県 石巻市雄勝町に子ども向け複合体験施設「MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)」を開設するプロジェクトへの支援を決定し、去る2月13日(金)、在日カタール大使館にて本契約を締結、調印式を執り行いました。

本プロジェクトは、公益社団法人sweet treat 311(本部所在地:宮城県石巻市雄勝町、代表:立花 貴)により運営されます。同団体は2011年3月11日の震災直後から、「日本で一番厳しい環境にいる子どもたちに、日本で一番豊かな教育を」を活動のモットーに掲げ、避難所や孤立集落、仮設住宅等に食料やスイーツを届ける活動を始めました。この度、宮城県石巻市雄勝町を中心に、地元の資源を活用しながら子どもたちが様々な体験を通じて感じ、学ぶことができる場を創り出し、あわせて地元の方々が主役となって運営する仕組みを作ることで、雇用の創出と地域の再生を目指しています。

写真左、ユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使(右)と、sweet treat 311理事 油井元太郎 氏(左)
写真右、MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル) 完成イメージ

写真左、MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)開設のため改装中の旧桑浜小学校

写真右、地元の漁師の方々と一緒に漁業体験する子どもたち

カタールの都市の名「ルサイル(LUSAIL)」と命名された複合体験施設「MORIUMIUS LUSAIL  (モリウミアス ルサイル)」は、大正12年に建築(築93年)され、2002年3月に閉校となった旧桑浜 小学校の木造校舎の教室や職員室を、『泊まる/食べる/体験する』というスペースに修復・改装して利用します。ルサイルも、昔、城が築かれた歴史上非常に重要な場所で、現在は2022年サッカーのワールドカップ開催の際の開会式/閉会式が行われるルサイルスタジアムをはじめ、急速に開発が進んでいる地域です。今回、かつて小学校だった施設が、新たに子どもたちのための新しい体験型施設に生まれ変わったことをルサイルの発展になぞらえ、同施設のさらなる飛躍を願って「MORIUMIUS LUSAIL(モリウミアス ルサイル)」と命名されました。

同施設は、この夏のオープンを予定しており、初年度は、子どもを対象とした体験型学習と企業研修の受け入れなどにより、のべ4,000人以上の利用者を見込んでいます。また、体験プログラムとして、 漁業・農業・林業・料理・ものづくり・ITなど、地元の資源と人材を活用した8つのプログラムを開発、正社員5人、パートタイム20人の直接的な雇用創出から、雄勝の豊かな自然を通じて、国内外から 多くの利用者を受け入れ、地域活性化のモデルケースとなることを目指しています。

調印式でユセフ・モハメド・ビラール駐日カタール国特命全権大使は、以下の様に述べました。「雄勝町の皆さんが、この活動をきっかけにこれまでの様々な経験を活かしてそれぞれの力を大いに発揮してくださることを願っています。このプロジェクトを通して、日本国内だけでなく、世界との交流が生まれ新しい関係が築かれていくのは素晴らしいことです。震災から4年が経過しましたが、私たちはあの悲劇を決して忘れず、被災地の皆さんに寄り添っていきます。」

また、sweet treat 311理事の油井元太郎氏は、「雄勝町の子どもたちにとって、このプロジェクトが 世界と繋がるきっかけになることはもちろん、この施設での活動を通じて、雄勝町が都会育ちの子どもたちの故郷になり、田舎の親戚を訪ねるような関係を築くことで、地域の活性化をはかっていきたいと考えています。また、このプロジェクトは被災地のみならず、日本の過疎問題へのモデルケースになり得ると確信しています。」と述べました。

公益財団法人Sweet Treat 311  http://sweettreat311.org
MORIUMIUS http://www.moriumius.jp

 

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